去年の10月に会社を辞め、
この1年は独立して最初の1年となりました。
たくさんの人に出会い、
たくさんの場を共にし、
新しい可能性を切り開いていった。
そんな1年。
まるで西部開拓劇のような1年でした。
少しだけ振り返り、
それぞれで一緒になれた人たちにお礼を伝えたいと思います。
ちょっと長いので、ゆっくり読んでいただければ。
今年の1月は1つの新しいスタートの月でした。
Art of Hostingというワークショップを日本に招聘するため
1月には、たった20人で渡航費と謝礼を割り勘し、
Bob Stilgerさんをお呼びしてお試しArt of Hostingを開催。
同時に、ダイアログBarのゲストにBobを呼んで
100人を超える皆さんと
六本木のArk Hills Cafeを埋め尽くして
ワールドカフェをしました。
このときの100人の方は不思議とその後のつながりも濃い。
不思議なダイアログBarでした。
そして2月。
未来を創るワークショップ2010(ミラツク)を東大の弥生講堂で開催。
2日間に60人を超える方々と、
ワールドカフェやAI、OST、グラフィックファシリテーション、
プロセスワークなどを織り交ぜながら、
対話を通じて未来を生み出すをテーマに様々な話を行いました。
ゲストはCTIジャパンの榎本さん。
とてもゆったりした輝いた2日間だったと思います。
3−4月はいろんな準備をしていた月でした。
特に、5月に予定した本格的なArt of Hostingの第一回。
そのために、
日々英語のメールを受け取り、翻訳してもらい、日本語で返事を書き、
翻訳してもらい。
そして、今までとはまったくちがう新しいチームが生まれ、
単にワークショップを招聘しようと思っていたつもりが、
様々な人と共に歩むAoH_Jの一歩目になりました。
4月は、NECの中島さんや、CTIジャパンの榎本さん、中野民夫さん
をお招きし、Bobさんと対談をしました。
そして、5月。
清里でのArt of Hostingの開催。
77人の方たちと、6人の海外ホスト
さらに京都でユース向けに行ったArt of Social Innovation。
怒濤のような日々。
今見直すとたった25日間。
慶応大学の井上先生との出会い、
名古屋でのダイアログBar。
秋に続く全てのものとこの春に出会っていました。
そして、6月の頭にはALiAという1週間のカンファレンスに参加。
ここでも新しい出会いが待っていました。
合気道の先生Bob Wing、AoHの創始者Toke Moller、
U理論の指導者Arawana Hayashi、そしてALiAの創始者Susanさん。
7月には、AoH_Jのメンバーと共に
ALiAでの学びを共有する共有会を開催しました。
あんど、7月は東京を離れ、
京都、岡山、香川、高知、島根県海士町と
日本の各地に赴き、また新しい縁がたくさん。
ここまででまだ半年かー。
8月は本当はデンマークに行きたかったんだけど
旅費が無くて断念。
地球サミット、教育の未来を創るワークショップなどで
ファシリテーターのお手伝い。
結構のんびりすごしたかなー。
そして、9月。
xyzActionというミラツクをベースにした新しい
ワークショップをスタート。
そして、慶応の井上さんとサンフランシスコに旅に出て、
The HUBを始め、様々な人たちと会うセルフラーニングジャーニー。
また、Bobの家にも遊びにいきました。
北海道に呼んでいただいて、NPO主催のフォーラムで
ワールドカフェをしたり。
移動の多い日々でした☆
10月は。結婚式!
というわけで、結婚しました。おめでとう☆
新婚旅行はハワイのマウイ島に行き、
時々こっそり仕事をしてたら、
別方向からおしかりをいただきました。笑
楽園な日々でした☆
帰国後は、海士町で初のラーニングジャーニー。
ワークショップと旅をミックスした
新しいプログラムに10人のメンバーと共に
5日間を過ごしました。最後は参加者が創るワールドカフェ。
これまで経験した中で、最も「ちょうどいい」ワールドカフェ。
旅の中で出会った人がワールドカフェに戻って来て対話をする。
素敵な場でした。
そして、2度目のBob Stilger来日。
今度はちょうど60日間。
スタートとして、10月末には那須高原で
企業の変革に取り組む30名の方々とワークショップを開催しました。
11月は、もちろん第二回となるArt of Hosting。
ただ、それだけではなく、
お手伝いしていた issue+deignというプロジェクトのワークショップや、
Tokeさん、Bob Wingさんによる
Warrior of the Heartという勇気をテーマにしたワークショップ、
南山大学での1日の新ミラツクともいうべきワークショップ。
とアップテンポなダンスを踊るような1ヶ月。
メンバーによる
世代間ダイアログ、中野民夫さんをお呼びした「対話の潮流」について、
女性とリーダーシップ
など、AoH_Jのコミュニティとしての取り組みの
スタートも数多く生まれた月でした。
そして、12月の旅へとつながります。
12月は、名古屋を皮切りに、大阪、香川と
各地域に赴き、ボブと一緒に現地のゲストの方々と
対話の場を開きました。
香川では、南山大学で行った新ミラツクのさらに半日バージョン。
このとき、「地域」というキーワードが
僕の中に輝きを増し始めました。
そして、U理論の指導者アラワナさんが来日。
2日間のワークショップと夜のレクチャーには
総勢100名の方にお越しいただきました。
アラワナは本当にすごかった。
彼女の、動きと体を使ったワークは、
U理論と混ざり合って、変化を導く濃い濃い場でした。
来年も呼ぼう!
12/23には1年の集大成となるような
Social Innovation in Action 2010(SIiA)を開催。
慶応の井上先生、富士ゼロックルKDIの野村さん、そしてボブを
ゲストスピーカーに迎え、
これまでの、講演会、ワークショップ、カンファレンスを
全てミックスして再統合したような新しい場。
南山大学、香川、SIiAで1日なのにあれだけパワフルな
場を生み出せたのは、Art of Hostingの創始者Tokeさんが
持って来てくれたプロアクションカフェという新しいプログラムの
おかげです。
長い長い1年。
そして、ロケットのような1年。
出会い、つながり、再び出会い、つながり、
進化と融合。
来年、2011年にはどこにいくのか。
今、考えているのはこんな感じです。
・地域への取り組み
地域イノベーションコミュニティのスタート。
京都、北海道、山形、三重、名古屋、香川、高知、島根県海士町
など縁ある地域で、地域をイノベーションするコミュニティの構築。
NPO、大学、行政と連携した場での対話を通じた
未来へとつながるコミュニティ創り。
・ソーシャルイノベーションへの取り組み
Social Innovation in Action (SIiA)の春、夏、秋、冬の開催と
ネットワークを超えたコラボレーションが起こる
ソーシャルイノベーションコミュニティの構築。
そして、地域イノベーションコミュニティとのつながり。
ダイアログBarとミラツクの融合。新しい対話の場☆
・Art of Hosting in Japanの新たなスタート
2回のAoHに参加してくれた合計100人の方々。
そして、関連イベントに参加してくれた1000人弱の方々。
共に歩み、共に進み、共に挑戦するための
小さいけれど継続する取り組みのスタートと、
その核になるAoH_Jコミュニティのスタート。
(第3回のAoHは2011年の10-12月に予定しています。)
また、アラワナさんの2回目の招聘、
Tokeさん&Bob Wingさんの2回目の招聘。
ALiAへ参加する日本人のハードルを下げる取り組み。
日米のソーシャルイノベーションの架け橋。
そして、法人の立ち上げ。さすがにそろそろしないと。笑
名前はようやく決まりましたー☆半年かかった。
今は、一般社団法人とLLC、NPOで悩んでます。
NPOとかきっとめんどくさくて無理だろうなー。。
こんな旅を思い描いています。
けど、どうかなー。
一体いつまでこの地図なのかはさっぱり分かりません。笑
今年の地図は2月には新しい地図になってました。
きっとたくさんの出会いの中で、
さらに新しい地図が生まれると思います。
最後に、今年一年に限らず、
これまでの全ての旅に関わってくれた方、全員に
心からの感謝をお伝えしたいです。
本当にありがとうございます。
なんだかんだで1年過ごしてきました。
本当にたくさんの方に助けてもらい、手伝っていただき、
見守っていただき、
一歩一歩をつないでいくことが出来ました。
何か出来る事があればいつでもご連絡ください。
忙しい忙しいと思われてるようですが、
そんなことないのでぜひ☆笑
来年も1年、全ての人にとってすばらしい1年となりますように。
最後に、今年も一年支えてくれた
あやに感謝。
ダイアログBar 西村