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2011年10月24日

社会を変える力

DVDを借りて来て

「アメイジンググレイス」
http://www.amazing-movie.jp/

を観ました。

ウィルバーフォースの半生記。
イギリスの奴隷貿易廃止に
最初の議案提出から17年を経て法案が283対16で可決されるまでの物語です。

200年前の物語。
人が始めた奴隷貿易は人によって終わった物語。
しかも自らやめた物語。

人がつくった社会課題は人が解決できる。
一人の人の力を強く感じました。

同時に考えたいのは、
奴隷貿易をやめれた”人たち”が世代は変わったかもしれないけど
今度は環境問題を引き起こすようなこと、金融危機、原発、
たくさんの課題を繰り返し生み出し続けて来たということ。

このことは課題を生み出している構造が
まだ解決されていないことを教えてくれています。

社会の課題は人の手で解決出来る。
そして、その上で、
課題が増え続けないための仕組みが必要。

それは、当たり前の感覚を当たり前に話し合えること、
自分たちで様々なことに気づく力を手に入れること。だと思います。

当たり前の中に平和も自由も幸せもある。

何か新しいものをつくらなくても
平和も自由も幸せも生み出せる。

人が課題を生み出さなくなった時
世界中にいる70億人の人間は課題から
世界をより美しくするエネルギーになるはず。

本当に必要なのはそのための新しい方法を生み出すこと。
みんなと一緒に話し、気づき、自分の力で歩めるための方法。

対話もその中の1つだし、
でもそれだけじゃなくて、いろんなものを組み合わせる必要がある。
新しい方法を生み出す必要がある。

対話に関して取り組み始めてもうすぐ4年。
対話についての経験を積むと同時に
さらに次に繋いでいく橋の必要を特にこの半年強く感じます。

もう一息な感じなんだけどなー。
posted by DialogueBar at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

1人1人の一歩から新しい一歩を生み出す

週末を利用し、2つのWebサイトを作りました。

■ユースコミュニティリーダー・ダイアログ
http://emerging-future.org/site/ycl_dialog.html

■未来をつくる対話基金
http://emerging-future.org/site/fund.html

3.11の東日本大震災以来、キープ協会、ベルカナ研究所
と共に取り組んでいる
「ユースコミュニティリーダー・ダイアログ」

この1〜3回の報告書を作成し、
Webサイトにまとめたのが一個目です。

建造物等の物理的なダメージだけでなく、
この3.11を契機とした日本の復興を考えた時、
ユースリーダーの育成とコミュニティの再生を行っていくことが
自分たちに出来ることだととらえ、
2011/5/17~19を第一回に各回50人の参加者と3日間の
合宿を行ってきました。

その報告として参加者のインタビューなどを交えながら
10ページにまとめました☆

もう1つは、ずーっと頭にあった基金の立ち上げ。
「未来をつくる対話基金」は、
新しい未来に続いていく対話を社会の中に生み出していくために
それらを支援するための基金です。

まずは、上記のユースコミュニティリーダー・ダイアログと
被災地での対話の場、現地のファシリテーター育成
に焦点を置いています。

一人一人の一歩がつながっていって
次の世代の一歩になる。
そんな流れが生まれるといいな、と思います。

どうやって達成していくかも一歩一歩。

「いいね!」を一歩超えた未来づくりへの参加が生まれるといいな、と思います☆
posted by DialogueBar at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月04日

未来をつくる対話基金設立に向けて

震災後の日本の復興に向けた取り組みとして
財団法人キープ協会とThe Berkana Institute、NPO法人ミラツク(申請中)の
共同プロジェクトとして
「ユースコミュニティリーダー・ダイアログ」に取り組んでいます。

2011年の5月にスタートしたこのプロジェクトは、
毎回50名の全国のユースを招き、海外のコミュニティリーダー育成のプロらと共に
3日間の合宿で様々な対話と内省を行い、
恊働プロジェクトや個人としての新しい一歩を生み出すものです。

すでに160人の全国の若者が参加し、
被災地支援のプロジェクトを始め、
若い次世代のリーダーたちに様々な次の一歩が生まれています。

参加者は、東京、福島、神奈川、京都、大阪、新潟、愛知、香川、
山梨、栃木、宮城、茨城、千葉、静岡、滋賀、奈良
などから集まった
学生、NPOリーダー、様々な職種の会社員、デザイナー、起業家、
財団職員、被災地の活動家、などです。

合宿の案内はこちら
http://positivelearning.seesaa.net/article/228262143.html

第三回の様子
http://positivelearning.seesaa.net/article/228047552.html

プロジェクトは11月、1月と継続されると共に、
今後「被災地における若者の対話の場」や
「被災地における地域コミュニティの対話をリードする現地リーダーの育成」
に取り組みます。

また、合宿はただ3日間を一緒に過ごすだけでなく、
組織開発に使われている様々なメソッドを取り入れ、
コミュニティを創りながら個人の未来とグループの未来を形づくっていきます。

そのためにコミュニティ開発とリーダー育成の第一線の現場で活躍する
国外と国内のファシリテーターと共にプログラムを開発し、運営しています。

IMG_0925_s.jpg

IMG_1259_s.jpg

このプロジェクトを
来年以降の継続するために基金設立の取り組みをスタートしました。

「未来をつくる対話基金」
http://emerging-future.org/site/fund.html

この基金で運営される「ユースコミュニティリーダー・ダイアログ」は、
被災地への直接的な支援と共に、身の回りの職場や家族、社会に対する働きかけを生み出しています。
震災と日本を取り巻く多くの社会課題を乗り越えて、
10年、20年先の日本の未来を創るために、多くの人と共に社会を支えるリーダーが必要です。

「ユースコミュニティリーダー・ダイアログ」は、そのための一歩をつくろうとしています

疑問や質問などは
info@dialog-bar.net(西村)
までご連絡いただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

「第1回~第3回ユースコミュニティリーダー・ダイアログ報告書」
(下記からPDFでダウンロードできます)
第1回~第3回報告書.pdf
報告書表紙.001.jpg
posted by DialogueBar at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

【参加者募集/参加費無料(宿泊食費含む)】11/14〜16 in清里 震災後の日本復興のために「先の見えない日々の中に 新しい未来を創りはじめる3日間ーコミュニティを支える若手を育てるー 」

「自分たちの力で未来を創るために」

3.11の地震は、津波、原発事故と共に
日本に大きな変化の渦を生み出しました。

この渦は今もなお続いています。

何かを変えたい、新しく創り出したい。
けれどもどこから始めればいいのか分からない。

今回の合宿は、未来の兆しが見え隠れする中で、
コミュニティと自分達の力を最大限発揮するための
”創造的な話し合い”の場です。
新しい未来は、答えや正解ではなくアイディアや問いを持ち寄ることで生まれます。

まずは話すことからはじめてみませんか?

5月に行われた第1回では、福島、東京、香川、山梨、新潟、兵庫、群馬などから
60名が集まりました。
8月、9月に行われた第2回、第3回ではさらに110名が集まり、
回を超えた輪が広がり始めています。

合宿からは多くの新しいアイディア、取り組みが生まれ
多くのプロジェクトも始まりました。

この新しいユースネットワークから
日本の未来を創る復興が始まることを願っています。

本プロジェクトは1年間で計5回の合宿を開催し、
約250名の参加者が集まります。
今回は第4回の参加者募集です。

詳細は下記をご覧下さい。
多くの方に清里でお会い出来ることを楽しみにしています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11/14-16 in 山梨県清里「KEEP協会」

「先の見えない日々の中に新しい未来を創りはじめる3日間
ーコミュニティを支える若手を育てるー」

申し込み→ http://bit.ly/pjWsv0

主催:NPO法人ミラツク(申請中)、財団法人KEEP協会、The Berkana Institute
後援:NPO法人ETIC.、協力:日本財団Roadプロジェクト
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■日程
第4回 2011年11月14日(月)~11月16日(水)

※1日目は16時スタート、最終日は18時に終了予定。
関西、東京方面は前後泊が必要の無いスケジュールを予定しています。

■会場 山梨県清里「KEEP協会」 清泉寮
(山梨県清里/最寄りJR小梅線「清里」駅)
(アクセス)http://www.keep.or.jp/ja/common/access.html

■対象
・震災後の日本の復興、震災を超えた新しい未来に関心がある概ね20~30代の方
※お子さん連れでの参加はWelcomeです

■参加費:無料
(宿泊費、食費、参加費は全て寄付と支援による基金にて供出します)

※現地までの交通費の負担をお願いいます。
※プログラムに参加されない同伴の方は宿泊費の自己負担をお願いします。

IMG_0925_s.jpg

IMG_1259_s.jpg

■申し込み
下記、登録フォームより登録いただくか、
ミラツク事務局(info@dialog-bar.net)までメールでご連絡下さい。

申し込みフォーム:http://bit.ly/pjWsv0

■ファシリテーターのプロフィール
□Bob Stilger(ボブ スティルガー)
国際NGO The Berkana Institute 
1970年代半ばからコミュニティ開発(コミュニティの変容)のためのNPOを米国にて設立し、
50名のスタッフとともに従事。
近年は、南アフリカ、ジンバブエ、インド、ブラジル等で社会を変化させるリーダーの育成と
そのネットワーク構築にて活躍する。2005年より2010年まで
「リーダーシップとニューサイエンス」の著者マーガレット・ウィートリー氏が設立した
The Berkana Instituteの共同代表を務める。

□西村 勇也(にしむら ゆうや)
ミラツク 代表理事/ダイアログBar 代表
大阪大学大学院にて人間科学(Human Science)の修士を取得。
ファシリテーター&プロセスデザイナーして、組織変革、地域活性、
ソーシャルイノベーションなどの分野で活動。2009年12月より、The Berkana Instituteと恊働し、
多数のメンバーと共にArt of Hosting in Japanを始めとした国内プロジェクトを運営。
日本の新しい未来に向けた対話と場づくりに取り組む。

□嘉村 賢州(かむら けんしゅう) 
NPO場とつながりラボhome's vi 代表理事/
京都市未来まちづくり100人委員会 事務局長
NPO法人「場とつながりラボhome's vi」では、コミュニティ運営や
組織開発・プロジェクトマネジメントなど「場づくり」の研究開発・実践に取り組む。
紹介制町屋コミュニティ「西海岸」の試みでは1500名が参加。
京都市より「京都市未来まちづくり100人委員会」の運営の受託。
対話のプロセスを用いた組織開発、まちづくりに幅広く取り組む。

□井口奈保(いぐち なほ) 
TEDxTokyo ディレクター、TEDxTokyo yz 創設者
アイディアの創発をテーマとして国際的なカンファレンスTED(テッド)の東京版
TEDxTokyoのディレクターを務める。また、若者向けのTEDxプログラムTEDxTokyo yzを
2010年より開始。組織開発の専門スキルを活かしたコミュニケーションプロセスデザイナーとして
大規模カンファレンス、戦略会議、ワークショップの運営に取り組む。

□Susan Virnig(スーザン バーニグ) 国際ファシリテーター、Art of Hosting

【問い合わせ】
info@dialog-bar.net(事務局 西村)

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この合宿は、3.11の東日本大震災を契機に、
日本の未来を創る復興を目指してユースリーダーの育成とコミュニティの再生
に取り組む事業です。
日本の未来を創る復興を描く際、ユースをサポートしてくれる年配の方も
とても大事な役割です。

サポーターとして関わってくれる方、サポートに関心がある方も募集しています。
参加は出来ないけどサポートには興味がある、という方は
info@dialog-bar.net(西村) までご連絡下さい。
一人一人の力が未来につながります。
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来年以降の継続に向けて基金設立の取り組みをスタートしました。
「未来をつくる対話基金」目標金額2410万円です。
先は長いけど、まずは一歩。
サポーターとして、もしくは基金設立支援者としてご参画いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユースコミュニティリーダーちらし(第4回).001.jpg
posted by DialogueBar at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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