「デザインのデザイン」
びっときた!
この思考の鋭い深さ。
そこにひっかかって、
「デザイン」「デザイナー」という言葉に惹かれていたんだ
と納得してしまった。
たった250ページに
凝縮された思考。
その中から一つ取り上げると、
解釈の多様性を受け入れる求心力が核として存在し、
それを好む人たちによって
そこに様々な期待や思いが盛り付けられていく。
(「デザインのデザイン」p115)
という下り。
これは、文脈としては、
空・空っぽの器の力について語っている。
なるほど、そのとおりで、
例えばこれは場のデザインにも通じる考え方だな
と感じた。
僕は、「対話の場」を創るには
場のデザイナーになる必要があると思っている。
デザイナーだから、
場=時間と空間の質を築き上げていくことになる。
もちろん、場には自分も含まれるので、
この中には自己研鑽も入ってきて、
前に立つということは、その比重が高まることだと
思っている。
まぁ、もちろん
完璧には常に程遠いんだけれども、
いつかは優れた先人のようになりたいな
とは思っている。
少なくとも気持ちの上では。
逆に、何のために「対話の場」を創るかは、
アーティストの要素が必要で、
世の中に何を打ち出していくか。だ。
場のデザインを考えるにあたって、
建築の考え方が結構近いな、と思っていたけど
なんだデザインそのものだったんだ。
と、納得。
とっても読みやすいので
ちょっとおすすめ。
今度やるワークショップにも活きてきそうだ。
「ワールド・カフェとダイアログ−対話の場が創る変革の力−」
2009年10月17日(土)18日(日)10:00〜18:00(東京都内)
(詳細)http://positivelearning.seesaa.net/article/124079346.html
おかげさまで、1日目にして申し込み5名。
3ヶ月も先なのに感謝☆