爆睡して、一泳ぎして、
ご飯を食べて、超眠い感じです。
なぜか、メールをリアルタイムに書き続けています。
続きます。と書いた
ワークショップの振り返りを書いてみよう
と思って、今日二個目の日記です。
前回の振り返りはこちら
http://positivelearning.seesaa.net/article/131148088.html
そもそもこのワークショップを
やろうと思ったのは、
「ダイアログ」や「対話」について
いろんな分野で必要性が語られていたり
実際にワールドカフェのような手法が広まってきたり
している一方で、
そのもの自体をじっくり考え直し、学び直す機会が
すごく少ないな、と感じたからです。
例えば、
英語ではとてもいい書籍がたくさんあるのですが、
全部邦訳が出ていません。
で、日本にあるのは、
分かりやすさがうりのビジネス書。
それもいいんですけどね。
ただ、入り口ばっかりたくさんあっても
その後に学びを深める道が無い。
というのは、プロにとっては死活問題。
これまでもいろいろ試行錯誤していて、
例えばファシリテーターのトレーニングには
プロセスワークが中々Goodだと感じています。
(プロセスワークは、アーノルド・ミンデルという方が
作られた心理学ベースの理論体系です)
でもやっぱり、
ダイアログをテーマにした
ダイアログのためのワークショップが欲しいな
と思って、作ってみたのが
10月にやった2日間のワークショップ。
出来るだけ体験ベースで
全体がダイアログの哲学が浸透した構造になっていて
情報提供を交えながら
でも知識優先ではなくて学び優先になっている。
そんなのをしたいなー、と
考えながら自分で自分の首をどんどん絞めているのですが(笑)。
そんな想いで作ったワークショップなので、
やっていて自分自身試されて学びになることが
たくさんあります。
ダイアログの在り方をテーマにしながら
ダイアログ的じゃない在り方のワークショップや
ファシリテーターだったら嫌じゃないですか。
逆に、体験全部から学べるような
ワークショップが出来れば、
完成度以上にその場の相乗効果で
質の高い学びと気づきが生まれるはず。
そこで大事なのが
準備万端ノープラン。という進め方。
特にそれを強く感じたのが
2日目の午前でした。
1日目の最後にやったダイアログの実践を
そのまままな板に乗せて
振り返りながら学びを深めるか
事前に用意をしたまとめを使うか。
結果的に、ここだけ
事前に用意したものを優先して、
で、僕としてはいまいちでした。
ごめんなさい。
休憩時間に参加者からフィードバックを
もらいにいって、
「どっちが良かった?」「どうだった?」
と聞いて
「昨日の体験の中で何が起こっていたのかを
もうちょっとやれたら良かったですね」
と返って来て
あー、やっぱりそうだよな
と思って、そっから先はもう用意したものは
優先しないことにしました。
ダイアログでは、
エゴを手放す、というのが大事な要件になってきます。
エゴは「とらわれ」でもいいです。
自分を捨てる。とは違います。
自分はちゃんと持って、
とらわれを捨てる。です。
言うは易し。
ダイアログは本当に言うは易し。
やってみると
そうはいかない。
奥が深い。
でもおもしろい。
そして、意味がある。
どれだけダイアログ的な時間が作れるか。
それがワークショップには
とっても大事だな、と感じました。
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(受付中)『ダイアログBar』- Learning Workshop -
「ワールド・カフェとダイアログ−対話の場が創る変革の力−」
2009年12月12日(土)13日(日)10:00〜18:00(東京都内)
(詳細はこちら)http://dialog-bar.net/events1212.html