大学でワールド・カフェ当日編です。
企業研修や自主開催のワークショップで、
人に何かを伝えるということは
これまでもやってきているんですけど、
大学生というのは初めて。
大学の授業なんて、
5-6年ぶりくらいに行きました。
なんだか不思議な感じです。

大学の校舎は、気持ちがいい山の上。
大阪の町が遠くに広がっています。
さて、授業本番。


対話についてちょっとお話をして
ワールド・カフェの体験を通じて
対話について学んでみます。

テーマは、
「豊かな人生とはどのようなものでしょう」
キャリアデザインの授業でもあります。
せっかくだから、
ぐるっと囲める大枠について考えてみました。

始まってしまえば、
あとはみんなの時間です。
一人一人が思う、豊かな人生について
言葉と文字や絵を通して
重なり合っていきます。
1つのテーマについて
改めて「問い直す」というのも
対話の話し合いの特徴。
終わった後は、
感想をカードに書いてもらいました。



そして、ここからが新アイディア。
今回は、3限4限5限という
3つの枠でそれぞれ同じ授業を違う生徒に
やりました。
で、そうすると
同じ授業を受けていても
違うコマだと
全くつながりが生まれません。
そこで、
授業と授業の間に橋をかけてみよう!
と思って
書いてもらった感想カードを壁にはって
前の授業の人からのメッセージを
もらえるようにしてみました。


ちょっとはつながったかな。
大学の授業って、
10年前を思い出すと、
同じ授業を受けていても
映画を見ているのと同じで
隣に座っていてもほとんど関係性は生まれない。
し、ましてや同じ内容だからって
違うコマを受けてる人たちなんて
もう全く関係ない。そんな感じでした。
でも、それってとってももったいない。
せっかく同じテーマで集まった
同じ世代を生きる人と
集まっているだけで、
何の関係も生まれないなんてもったいない。
つながりの中から
新しい発見や気づき、
そして対話の中から学びが生まれると
思うんです。
もっと大学の中に
こんな時間が増えたら良いのにな
と改めて思いました。
もっと増やせないかなぁ。

この日もらった感想で
特に心に響いたのが
「今日は幸せな言葉がたくさん書けて幸せでした」
というものでした。
そんな時間が増えるといいよね☆
とてもいい機会をくれた、
友人の松浦くんと中山先生に感謝。
ありがとうございます^^