ちょっと違うお話を。
最近、TEDのスピーチを良く見ています。
10-20分くらいなので
朝ご飯のお供にちょうどいい☆
今朝は、これを聞いていました。
「セス・ゴーディン:我々がリードする部族」
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/seth_godin_on_the_tribes_we_lead.html
(要約を抜粋)
セス・ゴーディンは
インターネットがマスマーケティングに終止符を打ち、
遠い過去から存在する人間の集団「部族」を再生させたという。
共通のアイデアと価値に基づき、部族は
普通の人たちが大きな変化をリードし実現させる力を与えるという。
彼は私たちにそうしろ、と元気づけます。
まさにそう。
そうそうそう。
今、4月から新しいプロジェクトを興すために
準備&いろんな人に会っています。
昨日もお話をしていた時に
「にしむら君が会社を辞めてまでしたいことって何だったの?」
という問いをもらって、
(とてもクリティカルな問い!)
そういえばなんだろなー、と振り返ってみて
出て来た答えが
「同じ方向を向いているけど違う道を歩いている人達が
同じ道に乗って、協力し合える」ようになる
ことと
「変化を生み出す。生きているうちに、社会が変わり、
そして生まれる新しい社会を見てみたい」
思えば、
変わらずいつまでもある芯は
ここにあります。
タイムマシンが欲しいんです。
でも、ドラえもんがいないので、
未来を自らたぐり寄せるしか方法が無い。
残念。だけど、自分で出来る喜び☆
生きているうちに
もっともっと素晴らしい未来が
目の前に現れるはず。
今の社会からは考えられないような
社会を見てみたいなー。
そして、そのためには、
協力を通じたシナジーが必要。
何か完成した答えはどこにもないので、
お互いが強みを持ち寄り
弱みを問題としないような
協力を生み出す必要がある。
だから対話の場だったり、
それもいろんな人が交じり合う場を
望んでいるんだな、と思いました。
何より、行動が起こることが大事。
良いやり方のアイディアはたくさんあるんだから、
ぜひそれを実現していきたい。
何をするの
どうするの
まずどこから
いつするの
アイディアが生まれて
アイディアが実現する場
まとまらないけれど、
そんなことを考えながら、
今日も人に会いにいきます。
創りたい場があるけど、
一人では出来ないし、
お金も場所も何も無い。
出来ることは、いろんな人に会いに行って
話をすることだけ。
どんなことが出来るかなー。
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第19回『ダイアログBar』 (定員100人)
ゲスト:Teh Berkana Institute 共同代表Bob Stilger氏
〜ワールドカフェ&ダイアログ:対話による学びと共創の場〜
1月25日(月)19:00〜21:45(東京都/六本木)
(詳細/お申し込み)
http://positivelearning.seesaa.net/article/137512311.html
もう何年も前のことですが、南山大学人間関係研究センターのTグループに参加したとき、山口真人先生が「このTグループというのは、時間もかかるし、労力もかかるから、効率は悪いかもしれない。でも、私たちは人と人が向かい合って話すことから、お互いの在り方や関係が変わり、社会も変わっていくと思います。正直なところ、Tグループを開催しても収益は上がりません。それでも、私たちはTグループの可能性を信じているから、一人ひとりが尊重され、お互いを信頼しあって生きていける社会への変革のためにTグループを続けています」とおっしゃいました。
私はその話に感動しました。
Tグループとはトレーニング・グループの略。対話を通じた人間関係のトレーニングです。K.レビンが1940年代に人種差別撤廃のために活動していたソーシャル・ワーカー等の教育のために始めました。民主的な社会をつくるために。
もう何十年も前の学生時代に、私は一度Tグループを体験していましたが、そのときはTグループの意義や価値がわかりませんでした。でも、数年前のTグループのときは、山口先生の話がストンと腑に落ちて、私もいっしょにやっていきたいと思ったのです。
いつ、どこで、対話の息吹と出会うかはわからない。でも、出会ったときは「今ここ」での感動を行動に移していける状況が整っているといいなと思います。そういう意味で、今、西村さんの周辺に起きている出来事は素敵なことばかり! 世の中は動き始めていますね。