「アメイジンググレイス」
http://www.amazing-movie.jp/
を観ました。
ウィルバーフォースの半生記。
イギリスの奴隷貿易廃止に
最初の議案提出から17年を経て法案が283対16で可決されるまでの物語です。
200年前の物語。
人が始めた奴隷貿易は人によって終わった物語。
しかも自らやめた物語。
人がつくった社会課題は人が解決できる。
一人の人の力を強く感じました。
同時に考えたいのは、
奴隷貿易をやめれた”人たち”が世代は変わったかもしれないけど
今度は環境問題を引き起こすようなこと、金融危機、原発、
たくさんの課題を繰り返し生み出し続けて来たということ。
このことは課題を生み出している構造が
まだ解決されていないことを教えてくれています。
社会の課題は人の手で解決出来る。
そして、その上で、
課題が増え続けないための仕組みが必要。
それは、当たり前の感覚を当たり前に話し合えること、
自分たちで様々なことに気づく力を手に入れること。だと思います。
当たり前の中に平和も自由も幸せもある。
何か新しいものをつくらなくても
平和も自由も幸せも生み出せる。
人が課題を生み出さなくなった時
世界中にいる70億人の人間は課題から
世界をより美しくするエネルギーになるはず。
本当に必要なのはそのための新しい方法を生み出すこと。
みんなと一緒に話し、気づき、自分の力で歩めるための方法。
対話もその中の1つだし、
でもそれだけじゃなくて、いろんなものを組み合わせる必要がある。
新しい方法を生み出す必要がある。
対話に関して取り組み始めてもうすぐ4年。
対話についての経験を積むと同時に
さらに次に繋いでいく橋の必要を特にこの半年強く感じます。
もう一息な感じなんだけどなー。