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2009年12月06日

久しぶりのLearningBar at東大

東京で続いた長雨があがり、
木の葉っぱが落ちて、
秋から冬に入って来たことを
感じていました。

今年も気がついたら
残すところ一ヶ月を切りましたね。

はやいなぁ。

先週末は、東大の中原先生の
Learning Barに参加してきました。

最近は、なかなか当選しなかったり、
予定が合わなかったりで
かなり久しぶり。
初めて参加してからかれこれ2年半くらい。

すっかり参加者の顔ぶれが変わっていて、
知らない人の中にぽっつりしてました。
うらしまたろうです(笑)。

キャンパスに向かう道のりで
いつも一緒に参加していて
今年、お亡くなりになった友人(といってもずいぶん年上)
のことを思い出していました。

ちょっとしんみり。

さて、今回のテーマは、
対話を通じた理念浸透。なのかな。
「よい仕事」とは何か、を全社員に問いかけた
三井物産さんのストーリーでした。

事例を伺って、
神戸大学の金井先生が
そこから話を展開してくれる。
というなんとも贅沢な内容。

金井先生にお会いしたのは
初めてだったのですが
(阪大時代は心理学一筋でしたので)
内容もさることながら、
何よりその話し振りと存在感が素晴らしい方でした。

あー、こんな先生がいるんだ。
学生の人たちは幸せだなぁ。と感じます。

個人にしろ、職場にしろ、組織にしろ。
価値観や考え方が強くなると、
逆に変化が難しくなる。という
強さの中の弱点、という金井先生のお話が
印象的でした。

個人にしろ、職場にしろ、組織にしろ。

ということは、
全て個人から成り立っている一方で、
職場独特のもの、組織独特のものがある。
この視点が、良い気づきになりました。

終わった後に、中原先生とお話していて
おっしゃっていたのが

「Learning Barもイノベーションを目指しているけど、
一方で、ずっとやってると安心感もあって
中々変えれないんだよね。
いろいろと変えてはいくけれど、
どこまでも改善でしかなくて、
ダブルループラーニングのような
根本的な問い直しは難しい。
から、ちょっと学生に投げてみたんだ。
(1月に学生の方が中心になってイベントを企画されています)」
※ちょっと一字一句までは覚えてません

て。そうだよなぁ。

本当に革新的なものにするには、
やめて新しく創るか、他の人の力を借りるか。

なんか。久しぶりに行ってよかったです。
不思議なつながりもたくさんあったし。
中原先生にも久しぶりに会えたし。

いつか何か一緒に出来るといいなぁ。

こうやってやってる実践が
研究の知として活きることがあると
それはとても意味がありそう。

いつの日か。

□□□―――――――――――――――――――――→
第18回『ダイアログBar』 ペガサスカンファレンス特別編
12月9日(水)19:00〜21:45(東京・表参道)
ゲスト:横山十祉子さん、桑原香苗さん 定員:40名
(詳細・申込み)
http://positivelearning.seesaa.net/article/134581829.html
←―――――――――――――――――――――□□□
□□□―――――――――――――――――――――→
ワールド・カフェ&ストーリーテリングで生まれる対話の場
「未来を創るワールド・シフト☆彡」with 柴田光廣さん
12月22日(火)19:00〜21:45(東京・原宿) 定員:60名
(詳細・申込み)
http://positivelearning.seesaa.net/article/134729377.html
←―――――――――――――――――――――□□□
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2009年11月06日

ペガサスカンファレンス3日目ーワールド・カフェ・コミュニティー

ペガサスカンファレンスもついに最終日。
3日目は、分科会セッションからスタート。

最後は、ワールド・カフェ・コミュニティの
「Conversational Leadership
: Strategies for Large-Scale Systems Change」
というセッションに参加してきました。

Conversational Leadership
というのはとても素晴らしいコンセプトだと思います。

IMGP2566.jpg

いかに企業や社会の中に
Conversational Leadershipを展開していくか。

それは、コミュニケーションを通じて
システムの複雑性を高めて、
新しいレベルのシステムを創っていくことに
繋がっていくはず。

この発表の元になった論文の
翻訳ができそうです。
そんなに長いものでもないので、
ちゃっとやって、オープンリソースとして
共有していきたいと思います。
といっても翻訳しないといけないので
しばしお待ちを。

分科会のあとは、歌の時間を挟んで、
最後の基調講演。

IMGP2567.jpg

John Seely Brownさんの
「Rethinking the Organization:
From Scalable Efficiency to Scalable Learning」
というタイトルでの講演でした。

知識に対して
ストックの考え方からフローの考え方に
パラダイムシフトを起こしていく必要がある。
というのが、
とても分かりやすくて印象に残ったお話。

IMGP2572.jpg

ちょっと遅れて入ったので
いつも以上に分からないところが多くて、
帰りに本を買ってみました。

帰りの飛行機ででもゆっくり読んでみます。

IMGP2578.jpg

IMGP2580.jpg

IMGP2574.jpg

IMGP2576.jpg

IMGP2577.jpg

これで、3日間のカンファレンスは終了。

すばらしい3日間でした。

去年に比べると、
ここで得たもの自体よりも、
ここから起ころうとしていることへの出会いが
多い3日でした。

特に、
BerkanaとArt of Hosting
ワールド・カフェ・コミュニティ
ハワイ島のワークショップ
そして、アニータ・ブラウン。

それぞれの出会いが、
日本でも新しい展開を生み出してくれそうです。

やること、考えることも
たくさんできました。楽しみ。

ペガサスカンファレンスの様子やそこからの学びについては、
また小田さんをゲストに、11月18日の
ダイアログBarで共有します。
http://dialog-bar.net/events1118.html

また、カンファレンスで
日本プロセスワークセンターの
かなえさん、とこさんが発表した内容を
日本でもダイアログBarで12月9日に行います。
(プラス、ワールド・カフェ)
こちらは、来週にも募集を開始する予定です。

話は変わって、
明日からアリゾナ州のセドナに移動。
パワーをチャージしてきます。
旅の最後の場所です。

ではー☆
posted by DialogueBar at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペガサスカンファレンス2日目(午後)ーワールド・カフェとアニータ・ブラウンー

2日目の午後は、アニータ・ブラウンの
「Multi-Generational Collaboration: Shaping Tomorrow, Together」
というセッションに参加してきました。

IMGP2514.jpg

仕事柄というか、趣味というか
これまでとてもたくさんのファシリテーターに
会って来ています。

その中で、何人か「グレート!」と感じる
本当に素晴らしいファシリテーターがいますが、
アニータの素敵さは、
そんな僕の想像を遥かに超えた
まさにワールドカフェそのもの!というような方でした。

IMGP2519.jpg

ぱっと見は、
キュートなおばあちゃん(でも見た目はとても若い!)。
でも、愛と喜びと楽しさが溢れています。

そして、心から世界のことを考えていて
心から対話的な世界を創りたいという気持ちが
溢れている。

このセッションも、
世代間を繋げていくことで、
システムのレベルが上がって創発と
クリエイティビティが生まれることを目指していることが
プログラム全体から伝わってきます。

つながりをどう創造していくか。

ワールド・カフェの良さは、
世界に対して具体的にアプローチできるところ。

IMGP2523.jpg

セッションの間に出た言葉は、
レコーダーが拾ってくれます^^

そして、この日最後のプログラムは、
キーノート講演。

Juana Bordasさんの
「Salsa, Soul, and Spirit
: Leadership for our Multicultural Future」
というタイトルでした。

IMGP2544.jpg

スーパーパワフル!

踊るし歌うし、
エネルギーに溢れた講演でした。
(もちろん、参加者も踊って歌いました☆)

途中、自分の家族からもらったギフトについて
ペアになって話をする時間がありました。

家族からもらったギフト。

ふだんは、全く意識しませんが、
改めて考えたり、人の話を聴いたりすると
本当にいろんな人に活かされているんだな
と感じました。

もう1つ。
最後の方に出て来た「Sense of WE」。

WEは日本語にすると「私たち」になってしまって
ちょっと「私」の要素が強くなってしまうように
感じますが、
「私からWE」というのは
単純だけどとても大事なポイントだと思います。

「Sense of WE」
ちょっと心に残った言葉でした。

カンファレンスの後は、
グローバルのワールドカフェコミュニティの方たちと
ディナー☆

3日目に参加したセッションにも出てきますが、
オンラインのコミュニティの動きをまとめているAmyと
オフラインのコミュニティの動きをまとめているTomと
情報共有。

Tomは、ワールドカフェを企業で展開して
Conversational Leadershipによる企業変革にも
取り組んでいて、
ワールドカフェのラーニングプログラムを作っています。

Tomと共有した、ワールドカフェから始まる
Conversational Leadershipの広がりを作る流れは、

カフェの体験の場が増えて来て、
次の段階として、オープンリソースの構築があって、
その次に、ファシリテーターのための
ラーニングプログラムの構築が必要になってくる。
というもの。

今、お互いに構築したラーニングプログラムがあるので
その内容とリソースを共有しながら
対話を通してブラッシュアップをしていくことになりました☆
ちょっと英語がめんどうだけど、
とっても楽しそう!&おもしろいものが生まれそう。
楽しみです^^

彼のプログラムは、
「問い」についての扱いが大きくて
僕のプログラムは、
「コンテクスト」についての扱いが大きい。

けど、ベースは同じ。

とてもよい学びになったが
「全体の中の位置づけで、
ワールドカフェ自体の流れをデザインしていくことが
大事なんだよね」
という言葉でした。

Amyとは、
前からやり取りがあったので、
むしろ会えたことが喜び☆

遠くないうちに、日本に来てくれそうです^^

そして、ディナーのあとに、
待望のアニータとお話する時間が持てました☆

僕はほとんど英語がしゃべれないんですが、
本当にゆっくりじっくり聞いてくれる。
「英語が使えないことを気にしないで、
もっとシャイにならないで。
言ってることはハートで通じてるから」
と言ってくれた言葉がとてもうれしかったです。

彼女は、本当に存在全てがワールドカフェ。
彼女に会うだけで、
きっと多くの人が
「ああ、ワールドカフェってこういう感じでこういうものなんだ」
と感じてくれる気がします。
確信に近いです。

そんなアニータが
ダイアログBarの話に喜んでくれたことが
とっても幸せでした。

本当にすごい人なのに
「あなたはすごい」と自然に言えるのが
さらにその素敵さを感じさせてくれます。

なんとしても日本に呼びたい。

がんばります。

朝から晩まで、
ダイアログとワールドカフェに囲まれた
幸せな一日でした☆

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2009年12月12日(土)13日(日)10:00〜18:00(東京都内)
ファシリテータートレーニングのワークショップをやります
「ワールド・カフェとダイアログ−対話の場が創る変革の力−」   
http://dialog-bar.net/events1212.html
posted by DialogueBar at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペガサスカンファレンス2日目ーArt of Hostingー

ペガサスカンファレンス2日目。

眠いねむーいと思いながらも
一刻が惜しい感じで
会場が開く時間に行って朝ご飯からスタート。

朝から会話が弾みます。
会話の無い時間が存在しないくらい。

IMGP2476.jpg

基調講演は、Linda Booth Sweeneyさん
タイトルが
「Systems Intelligence: Remembering What We Already Know」
システムシンキングのお話です。

IMGP2502.jpg

IMGP2506.jpg

システムシンキングは、
ぱっと聞いた感じ難しくてややこしく感じるんですけど、
彼女の講演はとにかく楽しい!

たくさんの写真と図を使って、
とても分かりやすく話を展開してくれます。
システムシンキング自体は、
起こっていることをそのままに
捉えていくことなので、
分かってしまえばとても簡単。

スタートのとっかかりを
分かりやすく伝えれることは
とっても大事だな、と感じました。

IMGP2563.jpg

IMGP2564.jpg

IMGP2565.jpg

基調講演が終わって、
午前の分科会セッションは、
「Art of Hosting」というワークショップの
セッションへ。

The Berkana Instituteが行っているワークショップで、
ダイアログのファシリテータートレーニング
にもとても良いワークショップです。
アニータもおすすめ☆

Berkanaは、
「リーダーシップとニューサイエンス」という本の
著者のマーガレット・J・ウィートリーが作った
インドを中心に女性のリーダーシップ開発を通じた
社会変革に取り組んでいる組織です。

昨日の、Change Labのワークショップで
たまたま隣に座っていたのが、このBerkanaの方。
その時は知らずに「なんか素敵な感じの人だなー」
と思っていたら、
ペアでストーリーを語るという時間に
「ダイアログの仕事をしてます」と言ったら
僕の時間が終わった後に、
彼女から「実は私もなの」と渡されたのが
「Art of Hosting」の案内でした☆

「Art of Hosting」は、
一部だけの体験でもとてもおもしろい☆
あー、こういう風にダイアログするのも
おもしろいなぁ。と思うような方法や、
何より、2人のファシリテーターの振る舞い・在り方
が素晴らしい。

このカンファレンスに来ると、
本当に素晴らしい在り方のファシリテーターや
コンサルタントに山のように出会います。

ところで、この「Art of Hosting」を
日本でやっていただけることに(ほぼ)なりました。
やったー☆
あとは、日程調整だけ。
ただ、渡航費と滞在費の調達に頭を悩ませています。

ワークショップは3月を予定していますが、
そのために、
サブファシリテーターのトレーニングが必要で、
それが可能なのが(彼らが来れるのが)1月。

普通にやると費用だけで100万円くらい。
うーん。
どうやってペイしよう。悩み。

でも、日本には他の人に向かってやる
ファシリテーションばっかり入ってきていて、
自分自身を高めるトレーニングプログラムが
なかなか入ってこないから、
なんとか実現したいところ。

他にもいろいろあるんですけれど。
まずは、これから。

「Art of HostingのWebSite」
http://www.artofhosting.org/home/

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2009年12月12日(土)13日(日)10:00〜18:00(東京都内)
ファシリテータートレーニングのワークショップをやります
「ワールド・カフェとダイアログ−対話の場が創る変革の力−」   
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2009年11月04日

ペガサスカンファレンス1日目ーキーノートはピーター・センゲー

一日飛びました。
ありえないくらい濃密な日々で、
昨日も今日も睡眠時間が3時間を切ってます。

エネルギーはどんどん補給されているので
どこまでもいけるかんじなのですが、
そろそろ体が無理。ねむさ満開。

さて、ちょっとずつペガサスの様子を
書いていきます。

まずは、一日目。

人が入る前の会場です。
カンファレンスは、講演であっても
途中に話し合いの時間がたくさん入ってくるので
テーブルはカフェスタイル。

IMGP2406.jpg

朝ご飯はちょっと甘みが多め。

IMGP2413.jpg

オープニングで、歌が披露されました。
歌や絵、ダンス、詩など
アートがすでに融合しているのが
このカンファレンスのすごいところ。

言葉だけじゃない、という
ダイアログの精神が体現されています。

さて、今年のキーノートは、
ピーター・センゲです。

IMGP2420.jpg

話の展開に合わせて、
グラフィックレコードが進められていきます。
英語が苦手な僕に取っては、
まさに助け舟。

見ているだけで、内容が伝わってきます。

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IMGP2444.jpg

「あなたにとって何が大事なのか」

という問いかけがあったのですが、
この日一日を通して繰り返し出てくる
個人的なテーマになりました。

相変わらず、講演なのに
参加者と混ざり込みながら話をしてくれる
すばらしい方です。

IMGP2445.jpg

休憩時間はむしろ学びの時間。
シェアをしたり、
自由参加のセッションに参加したり
してます。

その後は、分科会から1つ選んで参加。

午前は、ChangeLabというワークショップの
簡易バージョンに参加しました。
Uプロセスを使った、
組織、チーム、個人の変革のプログラムです。

IMGP2451.jpg

お昼ご飯、午後の分科会を挟んで、
一日の締めくくりは
デイビッド・ホワイトさんという方の
キーノート講演でした。

この方、詩人です。

IMGP2479.jpg

この、ゲストの選び方も
とてもおもしろい。
まっすぐじゃなくて、
とてもいい感じのちょっと斜めの角度から
ぐっと深く入っていける感じです。

ここでカンファレンス自体は一日目終了。
(18時くらい)

でも、まだまだ続きます。

その後、
ワールド・カフェのグローバルコミュニティを中心に
オープンスペース、Berkana
の人たちとネットワークミーティングが行われました。

「The Berkana Institute」
http://www.berkana.org/index.html

「Open Space World」
http://www.openspaceworld.org/news/join-us/

同じ方向、同じ哲学(ダイアログ)で
やってるんだから、
もうちょっと繋がろうよ。
これまでは個人単位だったけど、
もうちょっと組織単位でさ。
という趣旨です。

趣旨は当たり前といえば当たり前ですけれど、
素晴らしい。
日本にいて、その難しさとあまりの少なさを
何度となく感じました。

ダイアログBarをやろうとしたきっかけの1つは、
組織を超えた「同じ分野の違うまとまえり」
がつながる場所を
組織を離れた場に作ろうと思ったからです。

そして、終わった後は、
日本人チームで適当に集まって学びと
起こったことの共有タイム。
そのままダイアログに突入して、
終わったのが1時前でした。

部屋に戻って、
部屋をシェアしている方と
さらに2時間ダイアログ。

楽しくて仕方が無いのと、
いろんなものがどんどん生まれてくるので
やめれません。
なので、寝れないのです。。

ざっくり1日目でした。

すいません。眠くて話がとびとびです。。
posted by DialogueBar at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

カフェから組織が変わる

昨日、今日と
会社のクライアント企業で、
本社、工場、研究所と
だーっと、カフェダイアログを活用した
ワークショップをしてきました。

足が棒(笑)。

6月にあと一部門残っていて、
そこが終わればほぼ全社員の方と
一緒に話し合いをすることになります。

この会社、
診断結果もそんなに良くないし、
売り上げも落ちていて、
データで見るとお世辞にもいい状況とはいえません。

でもね、
みんなと話をしていると、
そんなの全部過去の話で関係ないよ
と感じます。

出すものが無いわけではなくて、
出ていなかっただけ。

工場の方なんて、
すっごくよく考えていますし、
出し方さえわかればどんどんいろんなものが出てきます。

こうやって見ていると、
数値化した指標ってなんに使うんだろう
決め事のルールってなんだろう、と思います。

こうやって、みんなで話せば
そこからどれだけのものが見えてくるか。

2日間通して感じたのは、
まさに情報の洪水でした。
それも、生の情報。生きている感覚。

今度は社長を連れて巡業したいなぁ。

ずっと一緒に付き合ってくれた総務の方が、
たった2日ですっごく変わったことも
素敵でした。

まだまだ、これからどう着陸させていくかという
課題が残ってます。が。
まぁ、楽しみは先にとっておくということで。

ともかく、今日は寝ます。
また明日ー。
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2009年04月13日

新・おすすめの本

ブログの上にある
お勧めの本を更新しました☆
(くるくる回ってるやつです)

今回は二段構え。

上のが「いきなり読んでも大丈夫」
下のが「その後の展開の第一歩」
という構造になっています。

よかったら手にとって見てください。

世の中、おもしろい本、
おもしろい考え方はたくさん☆

その間から
面白い世界が生まれてきます。

ではー

ダイアログBarロゴ418.jpg
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2009年03月31日

アメリカで撮ってももらった写真

ちょっと小話。

「0」の文字の下の部分を飾りました(笑)。

CatalogCover09-150.jpeg

昨年の11月に行ったペガサスカンファレンスを行っている
ペガサスコミュニケーション社のカタログガイドです。

「ペガサスコミュニケーション社」
http://www.pegasuscom.com/

初日の休み時間に、
本屋さんのコーナーで、
おばちゃんが写真を撮ってたんですね。

で、何か呼ばれている気がしたので
行ってみて「何しているんですか?」と聞いたら
「カメラだよ☆」と言われ、
「おー、僕も撮って!」と言ってみたら
撮っていただいた写真がここに登場していた。
というわけです。

ちなみに撮ってくれたおばちゃんが、
ちょうど右隣の写真の方です。

「2」の左下にいる黒シャツの人が
0日目にぼーっとしていたら話しかけてくれた
ルーズベルト。
バハマでフェスティバルと学習する組織の研究をしている
ナイスガイ。

「2」の上の部分の左から三番目の女性は、
0日目のワールドカフェで知り合ったおじいちゃんの
パートナーで、
「体を収める」というワークをやってくれた方。

「0」の上のほうに
MITのDialogueチームを率いた
ウィリアム・アイザックスがいます。

ただの参加者をいれちゃうのが
とってもペガサスカンファレンスっぽいな
と思いました。

ではまたー。

ダイアログBarロゴ418.jpg
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2009年03月16日

学びのデザイン

学びについて、ちょっと小話。

研修とかで、
「よく研修は終わったあとが大事」
といわれます。

もしくは、「前後が大事」

2日の研修なんかだと、
前過程を活用して、2日間を最大限に生かして
終わったあとにソフトランディングさせる。
みたいな話です。

逆に、終わったあと、
派遣もとの部署が受け入れれる状態じゃなくて
研修での学びがつぶれてしまう。

これも良く聞く話。

でも

本当にそうなのか??とちょっと疑問。
そんな、まぁ個人的な話です。

2日間をすばらしい時間にすることよりも
研修の2日間(2時間でも5日でも10日でもいいですが)は、
残りの363日を活かすためにある。
こっちの方がしっくりくるように思います。

そうすると、使い切れない道具や知識よりも、
ピンポイントの一片の行動の変化や
組織での学びや生産性を阻害している根底的な要因を
少し取り除くことが
トータルで見れば、意味のある2日間のような気がします。

どうでしょう。

ただ、組織の風土改善みたいな
(要はメンタルヘルスのための取り組み)
提案を書いていて感じるのは、
363日を活かすような取り組みは、
かなり丁寧に、しっかり説明しないと
「そんなんじゃ、いらないね」
ということになりかねないんですねー。

「なんでわざわざやるの?」みたいなね。
もしくは、「それは関係ないよね」とか。

やる理由。
労力をかける正当な理由は必要。
それも分かりやすく。

一方で学びは、「内面の持続的な変化」です。
行動の変化、でもいいかな。
そして行動や内面の変化がどうやって起こるかを
丁寧に追っかけていくと、
そもそもまず教えるスタイルは厳しいし、
結果をコントロールすることも相当厳しい。

そんな中で
「どうなるか分かりません」
じゃない、「概ねこうなるはず」を出していくことが
大事なんだなぁ。
話が飛び飛びでずれましたが、
この「概ねこうなるはず」の出し方が
とても大事なように感じました。

PS:
あやにもらった絵を元にロゴとして使ってみて
こんなのを作りましたー☆

ダイアログBarロゴ.jpg
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2009年02月27日

目に見えないものを見る

昨日は、U理論のオンライン講座でした。

http://www.presencingglobalclassroom.com/index.shtml

そりゃ、現地は10時だけど、
日本は24時スタート。。終わると午前2時前。

でも、さっぱり読む気が起こらない分厚さの
「Theory U」も
ざっくり概要が見えて、
ちょっと読む気が起きてきました。

うん、よかった。

さて、前回の話ですが、

「What」
 |
「How」
 |
--------
 |
「Who」

という図がとても印象に残っています。

ブラインドスポットと呼ばれる
見えない・気づかないポイントは、
そのこと(What)は、誰(Who)が
源となって起こったのか。ということ。

これを図に表したのが、上のものです。

この「Who」は、とても重要な概念だと思います。

変革が起こるときの源が「人」なら
誰にどのように影響を与えるのか。
が、「どうやるか」や「何をやるか」なんかよりも
ずっと大切ということです。

たとえば、組織の中の話で、
「Who」に焦点を当てた話はほとんどありません。
売り上げトップの表彰なんて、
ただの「What」のそばにいた人で、
源はもっと他にあるはず。

その源を見つけられないままに、
管理が強くなって源が閉じ込められたり、
そもそも成果に結び付けてみてもらえなくて
評価されなかったり、
そうすると誰も源としての「Who」は目指さないかな。

そして、
誰か(昔いたWho)が作ったこと(What)を
一生懸命維持しながら、
時折「How」を気にして手直しする。
そんな感じになってるんでしょうか。
そんな気がします。

話は変わって、
今日から4日間、プロセスワークのワークショップに
出ています。

http://www.creating.bz/what-we-offer/intensive/processwork2009j.html

こちらも、気づかない・目に見えない
ことに焦点を当てているというところが共通点。

こういう観点がちゃんと整備され始めている時代なんだなぁ
と思うと、なかなかおもしろい時代に
生きさせてもらっています^^

これもそんな
今の時代を感じさせてくれるもの。



こちらは、昨日から読み始めている本。
また改めてゆっくりご紹介します。

では、また明日ー。
posted by DialogueBar at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

セオリーUの授業

今日から、
映像配信を使った遠隔授業を受けています。

オットー・シャーマ
「PRESENCING Global Classroom」

http://www.presencingglobalclassroom.com/index.shtml

クラスは、
南アフリカ、タイ、ベトナム、フィリピン、ヨーロッパ、
カナダ、アメリカなどなど
様々な国から参加者が入ってきてるんだって。

日本だけ、圧倒的に英語が苦手だなぁ。
僕も苦手、というかほとんど分かりません。
見てるだけー、みたいな感じ(笑)。

でも、あの分厚い本を読むよりは、
楽チンかな。

おもしろいのが、
スカイプとSNSを使って、
グループディスカッションをしたり
質疑応答があったり、
コミュニティを作っていたり、
遠隔だけど双方向性があること。

ちゃんと、クラスの前後に
ディスカッションの時間が入ってたりね。

と、そろそろ眠いので
今日は寝ます。
むこうは10時スタートでも、
こっちは24時スタート。。。
それだけが結構きついポイント。

ねむー。
ではー。
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2009年02月15日

共有ビジョンを創る

今日は、朝から「船の科学館」という
不思議な空間で、
Solジャパンの総会でした。

(前回の総会の様子)
http://positivelearning.seesaa.net/article/108075622.html

テーマは、
「共有ビジョン」!

まずは、ワン・サークルでチェックインです。

P1030915.JPG

真ん中にあるのは、
いろんな写真が印刷された大きなカード。

この後、インスパイアされた一枚を
選んで、それを元に話し合いを始めました。

P1030919.JPG

お気に入りの一枚を探し中。

テーブルに分かれて、
個人のビジョン、このコミュニティをどうしたいか
などなどじっくり話し合います。

P1030922.JPG

P1030923.JPG

僕個人のビジョンは、
http://positivelearning.seesaa.net/article/98728223.html
こういう風景にあるみたいです。

旅‥行きたいなぁ。

テーブルで話し合った後は、
全体で共有です。

P1030926.JPG

発表だってしちゃいます。

P1030931.JPG

お昼ごはんを食べて、
またテーブルで話しをして、
全体共有をして、
チェックアウト。

1日じっくり話せてとっても有意義な時間でした。

こうやって、普段の活動を振り返る機会が
定期的にあることは、
個人にとってもコミュニティにとっても
有意義な時間です。

こういう時間や機会が、効率という名前の下で
どんどん切り捨てられていくんだなぁ。
と思うと、今やっている組織診断と
フィードバックを通じた振り返りという仕事は、
なかなかやりがいが出てきます。

さて、肝心の共有ビジョンですが、

共有ビジョンって
何か言葉が決まらないといけないものでしょうか?

僕は違うように思います。

それぞれが、こうしたリフレクションの機会をもとに
個人の中に組織の中でのビジョンを
胸に刻んでいく。
それで十分。
逆に、無理に最大公約数で文字にして
それをこの場にいない人に回しても
もうすでに「共有できてないビジョン」に
なってしまう気がします。

方向性が同じ中で、
それぞれが組織の中でのビジョンを
胸に刻む。

同じ方向性
同じ土台

それが共有ビジョンかな
と思います。
が、いかがでしょう。

P1030933.JPG

準備委員会の皆さん、
お疲れ様&ありがとうございました。

ではまた明日^^
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2009年02月14日

第8回ダイアログBar:ゲストはマサさん

昨日は、今年最初のダイアログBarでした。

ゲストはまささん。
アドベンチャーラーニングという
野外教育を使った
リーダーシップトレーニングをされている方です。

場所は、ここ3回連続で使っている
オーガニックレストラン「シナグロ」@表参道
です。

http://www.cinagro.jp/

開始前から会話に花が咲きます。

P1030869.JPG

お料理も準備万端。
おいしいオーガニックのキャッチフレーズどおり、
毎回とってもおいしいご飯を用意してもらってます^^

P1030874.JPG

選択理論心理学
「存在を認める」こと
飛び込む覚悟
体験を通した学習

様々なキーワードが出てきます。

途中で、体験学習の一端をやってみたりもしました。

P1030882.JPG

この後、右の西村君の前に
大きな壁が現れます。

P1030883.JPG

はい。明らかに腰が引けてます。

お話の後は、ワールド・カフェでダイアログ。
今回は、2/3くらいの方が
初参加という新鮮な回でした。

テーマは、

P1030895.JPG

どういうことでしょう?

というわけで、ワールド・カフェで
探求してみましょう。

.\

手前の二人は、ご飯タイムです(笑)。

P1030887.JPG

会話が進むとペンも進みます。

P1030898.JPG

P1030899.JPG

P1030905.JPG

テーブルが変われば会話も変わります。
どんな話が出たのかな。

「関わる人全てと共に勝つ」

どういうことだと思いますか?

P1030890.JPG

最後は、感想をカードに書いてもらって終了。

感想はまたレポートにまとめてアップします。

まささん、参加者の皆さん、
シナグロの皆さん、ありがとうございました。

次回は、3月下旬〜4月中旬頃を予定しています。
また決まれば案内します☆

よかったら、
インフォメーション用メーリングリスト
info_dialoguebar-subscribe@yahoogroups.jp(自動登録)
に登録してくださいね。

ではまたー☆

(番外編)

今日は、そういえばバレンタイン・イブ。

ということで、あやがチョコレートを用意してくれました。
左が手作り。右はピープルツリーのフェアトレードチョコ。
(左も材料はピープルツリーのフェアトレードチョコ)

P1030891.JPG

「ピープルツリー」
http://www.peopletree.co.jp/

まささんの話にあった選択理論心理学は、
この本がおすすめです。



分厚さの割りには読みやすいので、
よければぜひ☆
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2009年02月12日

空間としての場

今日は、職場のMBO面談でした。

今後の学習展望の欄に
「建築学、都市開発」と書いたら
課長が?な顔をされていました。

別に、建築士になりたいわけではありません(笑)。

今、こんな本を読んでます。



空間、場所。
”場”について考えるために、
具体的な空間を扱っているのは
建築や都市開発かな、と思ったんです。。

組織の風土なんて
ぼんやりしすぎてて訳が分からないので、
建築や都市の考え方って
結構参考になるんじゃないの!と。

それに、ダイアログについて話をしているときに
よく「場(BA)」という言葉が出てきますが、
場ってなんじゃい!と思ったら
意外によく分からない。

で、「場っていわゆる場です」
みたいな(笑)。

日本人の感覚として、
確かに「場」というものは
リアリティーをもって存在しているみたいなんですけど、
一方で、共通理解の上にあぐらをかいているような気も
ちょっとします。

我ながらずるいなぁ、と感じるわけです。

というわけで、
何かいい本や学びの機会があったら教えてください。

今日は、そんなオチでした。

さて、
明日は、久しぶりのダイアログBarです。
(ここにも場の文字が…(笑))

まだ数人分席がありますので、
すべりこみで日程が空いた方、
興味のある方は遊びに来てください。

(詳細・申し込みはこちら)
http://positivelearning.seesaa.net/article/112651459.html

リーダーシップについて
ちょっと変わったおもしろい観点から
見てみたいと思います。

では、また明日ー。
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2009年02月09日

ダイアログと心の声

先日のシンポショップの参加者の方から
メールで感想をいただきました。

ありがたい^^

パネルディスカッションの最後に質問タイムがあって、
5つの質問のうち2つの質問に答えさせていただきました。
いただいた感想は、そのうちの1つについてです。

質問は、たしか
「対話、ダイアログというのを日常の中でどうやって実現していくのか」
というものだったと思います。
記憶力が無いので、2日前のことなのに、
すでに違ってしまっている可能性あり。。
違ってたらごめんなさい。

さて、質問についてですが、
ダイアログが求められているということは、
日常にダイアログ的要素が無い(もしくは無くなってきてる)から
そうした要素やその要素を体現する場が求められている
と感じています。

ということは、そもそも当たり前にあるものを
なんか最近薄れてきてるから“わざわざ”やっている。
そんな状況じゃないでしょうか。

ということは、わざわざやってるダイアログは
本質的には、もっと当たり前にあっていいはず。ともいえます。

そこで、
「日常の中で自分が対話的にかかわる」

という方向性が出てくると思います。

まずは、自分とその周りに
対話的・ダイアログ的な時間と空間を作り出す。
もちろん、場全体でダイアログを作っていくことも
合わせて目指すところですが、
そんな機会ないよ、というときには
一番身近なすぐに出来るところからやってみるというのはいかがでしょう。

参加者の方からいただいたメールの一文を拝借。

―――――――――――――――――――――――――
その人が、心から、本当のことを場に伝える。
そこに知恵の泉があると信じています。
―――――――――――――――――――――――――

ダイアログにはいくつかの要素みたいなのが述べられてますが、
その中で一番好きな「Voice(心から沸きあがる声)」。
これが、今一番亡くなってきているのかなぁ、と感じます。

「心が思ったことを言う」

心と感情は違います。
心から湧き上がる声というのは、
聞こうとしないと聞き過ごしてしまう
小さな妖精の声です。

と、今日は、ちょっと考える人モードでした。
また明日―。
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2009年02月08日

人材開発と組織学習の新しいトレンド

「人材開発と組織学習の新しいトレンド」
というタイトルのシンポジウム+ワークショップに
パネリストとして参加さしてもらいました。

主催は、
本間正人さんのNPO法人学習学協会です。

http://www.learnology.co.jp/

会場はハローキティのサンリオ。

P1030867.JPG

さすがサンリオ。

P1030868.JPG

いすが全てキティちゃん。
ここに、人事の人や研修担当の人が座るなんて
そうそうないんじゃないでしょうか(笑)。

内容は、
本間さんの話>プレゼン×3>パネルディスカッション

という構成で、
パネルディスカッションで前に出していただきました。

途中まで、あの中での自分の位置が分からなくって
行ったり来たりしてましたが、
どうも、「ダイアログで何がおきるのか」
「対話の場とはなんじゃこれ」
というあたりの
ダイアログの実際のようなところに
興味がある方に応えるのが役割がったのかな。
と終わったあとで考えてました。

ちょっと遅い!(笑)

難しいなぁ。

個人的には楽しい会話をさせてもらったんだけど
参加者の満足度は高めれなかったかなぁ
と、そんな感じです。

いつも人にしゃべってもらっているので、
あー、こういう感じなんだ、といい経験になりました。

しゃべってる方は、
不安はあってもストレスはないですね(笑)。

はい。精進します。

終わったあとに、何人かの方から
「対話の場作り」について興味を持ってもらえたのが
ちょっとうれしかったです☆

会場を閉めたあとは、
講演者とパネラーでご飯会。

増田弥生さんの素敵なふりで
テーブルに座った4人の
人生の岐路と選択について
お話を聞かせてもらいました。

ポイントポイントで、
自分の腹の底から湧き上がってくる
感覚を感じて、それをよりどころに選択をしている。
そんなところが共通点☆

なんだか、結局、
一日面白い人たちと話が出来て
楽しんで終わった一日でした○

呼んでいただいた、本間さん
一緒にお話できたパネラーの皆さん
参加者&会場設営していただいた学生の皆さん
ありがとうございました^^
posted by DialogueBar at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

創造性の交差点

「メディチ・インパクト」という本を読みました。



ご紹介いただいてありがとうございます。

イノベーションはどういう条件の下で起こるのか、
について、分かりやすくでも真剣に
しっかり調べて書いている、そんな本です。

結構オススメ。

イノベーションには二つあって
1つは改善系の方向性イノベーション、
もう1つは創造性の交差点イノベーション。

交差点というのは、
分野と分野が出会うような
今までに無いつながりの生まれる点
を指しています。

そして、ここからがおもしろかったのが、
交差点は、個人の中と社会の中に相似的に存在する。
という考え方です。

個人の中の場合は、
一人の人が様々な背景を持っていることや
分野と分野の間に思考の壁を持っていないことで、
創造的な発想と行動が生まれてくる。
という交差点です。

こちらがどっちかというとこの本の主題。

もう1つは、
多様な人が集まる場において
同じように創造的な発想と行動が生まれる
という第二の交差点。
これは、こないだのカフェのような話。
(実際に、カフェのエピソードなんかも出てきます)

両方は別じゃなくて、
互いに影響しあってるのかな、と思います。
当たり前ですけどね。

創造的な「場」という意味では、
クリエイティブ資本という考え方もあります。

「クリエイティブ資本論」


これはもう少し大きく、
都市や経済のレベルの話で、
言っていることはやっぱり「場」の創造性。
創造的な場所とそうじゃない場所がある
ということです。

場の創造性

これはちょっといい感じにテーマになりそう。

ダイアログBarとも結構からんでいます^^

「ダイアログBar」
http://positivelearning.seesaa.net/article/112651459.html

少なくとも、
個人的には大きく創造性を刺激されて、
いろんな活動ができました。
「未来を創るワークショップ2009」もその1つ。

どんな場が、
創造的で楽しくて健康的で生産的なのか。
そんなことを考え始める一冊でした。

ではまた明日ー。
posted by DialogueBar at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

ワークショップについて考えるワークショップ

ワークショップについて考えるワークショップ。

http://www.livingworld.net/whatisws0902/
これに参加してきました。

ゲストはKEEP財団で環境教育を20数年されている
川嶋直さん。

体験学習と自然を舞台にした環境教育の
第一人者です。

今年会いたかった人の一人。

ここ数日の荒れ模様がうそのように
快晴の中で、
外に行ってワークをしたり、
お話を聞いたり、
話し合いをしたり
なかなか濃くてマニアックな一日でした。

私的ワークショップ、では
こんな意見が出たり、

P1030854.JPG

直さんを囲む対話では、
こんな話が出たり

P1030853.JPG

結構、環境教育の方が多かったので
いつもと違う感じがまた新鮮でした。

個人的なヒットは
「ワークショップは
炊きつけた後はちゃんと水をかけて火を消す」
です。

終わった後って結構悩ましいですよ。
そこに新しい選択肢。

この、
「ワークショップについて考えるワークショップ」
という企画、今回で参加するのは2回目ですけど
結構お気に入りです。

ゆっくり振り返って、対話して、もって帰る。
それも結構、根本的なところを問い直す。

そんな場があるだけで、
とても助かります。ありがたい。

企画者の西村さん(僕とは違う人)、
ありがとうございました。

ちょっともやっとしていたことが
鮮明になってきました。
やっぱり話をしたり話を聞くのはいいですね。

ではまた明日。
posted by DialogueBar at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月28日

対話の文化を思い出す

ある会社の方から、
ワールド・カフェを内製化して
大規模に展開しているお話を聞きました。

研修部門全体で文化としてワールド・カフェを習得して、
「教える」から「学ぶ」にシフトすることを目指している。
ということです。

おー。

ワールド・カフェは、
いろいろあるダイアログをベースとした手法の中で
1、2を争う手軽さが売りだと思ってます。

シンプルが強み。

そのシンプルさを見事に活用したなぁ、
と感じました。

ワールド・カフェにこだわっているのは
他にはないシンプルさがあるからです。

たしかに、深い対話やビジョンに続く対話
というのも大事、なんですが
そもそも「話し合う」ということ自体が
ぽっかり抜けている。
どうやって話し合うの?
みたいな状態が結構あるんです。

周りの職場にありませんか?
会議とか。社内の集まりとか。研修とか。

そういう場で、まず必要なのは
「話し合い」を思い出してもらうこと。

そうすると、ある程度構造があって
(=のっかりやすくて)
かつ、やる側のスキルも知識もあまり必要ない。
そんなのがやりやすい。

失われた対話の文化を思い出す

ために、ワールド・カフェは
なかなかいいなぁ、というのが
出会って以来ずっと感じていることです。

難しいことは置いておいて、
まずは、普通に「話し合う」ことを思い出す。

そこからきっといろいろ始まるはず。
どうでしょう。

PS:
今年のペガサスカンファレンスの申し込み受付が始まっています。
早めに申し込むといろいろ特典もあるみたいです。
http://www.pegasuscom.com/stapage.html

ピーター・センゲをはじめ、
システムシンキングとダイアログから始まる様々な取り組みの
実践に出会える素敵な場です。
日程は、11/2-4。今年は、シアトル。

よかったら一緒に行きませんか?
日本からは今年も既に10人くらいの人が申し込んでます☆

去年のペガサスの様子
http://positivelearning.seesaa.net/article/110077797.html
posted by DialogueBar at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

第8回ダイアログBarのお知らせ:2月13日(金)18:30〜 ゲストは篠田真宏さん

未来を創るワークショップ2009表紙.jpg

■ご案内 第8回ダイアログBar---------------------------
(東京都内、2月13日(金)18:30〜、転送歓迎)

□□□―――――――――――――――――――――→
対話と組織開発のコミュニティ『ダイアログBar』
〜ワールドカフェ&ダイアログ:対話による学びと共創の場〜
2月13日(金曜日)18:30〜21:15(表参道)
ダイアログBarとは:
http://positivelearning.seesaa.net/article/103084370.html
←―――――――――――――――――――――□□□

こんにちは。ゆーやです。

2009年1回目!
2月のダイアログBarのご案内です。

□今回のゲスト

今回のゲストは、マサさん(本名:篠田真宏)!

体験学習って聞いたことありますか?
では、アドベンチャーラーニングは?

マサさんは、
室内外の体験学習の第一人者として
様々な研修プログラムを開発・運用されてきた
とってもおもしろくて楽しいアロハな



神父さんです!

僕の思い出は、
6mある柱の上から飛ばされたことと
必死になって壁を駆け上がったことです。

さらに詳しい内容は
当日のお楽しみ。

あ、選択理論という心理学の
学会常任理事でもあります(ここは重要)。

選択理論心理学は、
コミュニケーションによりフォーカスした
臨床のための心理学であり、
マネジメントや学校教育にも活用されている
体系的な理論です。

今回のテーマは、
「体験学習とBothwinのリーダーシップ」。

マサさんが今取り組まれている
Bothwinのリーダーシップとリーダー育成について
お話を伺いたいと思います。

ただの気がついたら忘れている研修ではない。
それだけは間違いありません。

では、皆さんにお会いできることを楽しみにしています☆

□ダイアログBarが初めての方へ

ダイアログBarは、月に一度、
「対話」と「組織開発」を軸に
ゲストを一人お呼びして、ゲストのストーリーテリングと
ゲストのストーリーをテーマとしたワールド・カフェ
の二つから学びと交流を深める「対話の場(BA)」です。

これまでのテーマは、
「学習する組織」「ダイアログと神道」「組織風土改革」
「国際開発と組織開発」「プロセスワークと組織開発」
「組織メンタルヘルス」「エンカウンターとダイアログ」

詳しくはこちらのレポートと当日の様子をご覧ください。
http://positivelearning.seesaa.net/article/103084370.html

参加する人は、
組織コンサルタント、人事、トレーナーから
経営者、学生、まちづくり、環境教育、大学教員、国際協力
など、分野も立場も様々な人たち。

そんな人たちと一緒に
ゲストの話を聞き、対話し、
そしてワールド・カフェを楽しむ。
そんな会です。

会場は、表参道のおしゃれなカフェ・レストランを
丸ごと貸しきっちゃいます。
まさに、カフェでワールド・カフェ(笑)。

P1030536.JPG

月に一度の対話の場にぜひ遊びに来てください。

□こんな人におすすめ

今回のダイアログBarは、特に

「共創的なコミュニケーションに興味がある」
「体験学習やリーダーシップトレーニングに興味がある!」
「ワールド・カフェを体験してみたい」
「組織開発に興味がある人とネットワークを築きたい」

という方におすすめの内容です。

□日時、内容、申し込みの方法は?

日時などの詳細は、この後に記載されています。

お申し込みは、下記の要綱を確認の上、
申し込みフォームよりご連絡ください。
(申し込みフォーム)
http://www.formpro.jp/form.php?fid=39658

□□□―――――――――――→
概要について
←―――――――――――□□□

□ 日時 2008年2月13日(金)18:30〜21:15(開場18:10)

□内容
第一部:対話型ストーリーテリング
第二部:ワールドカフェ・ダイアログ

□ 場所 表参道近辺
:オーガニックレストラン「Cinagro/シナグロ」
http://cinagro.jp/

□ 会費 4,000円/人
(会場費、運営費、食事・ドリンク代として実費負担)
※軽食、フリードリンクが付きます

□ 定員 40名(※恐縮ですが、
先着順にて定員到達しだい締め切ります)

□ 内容
●第一部 「対話型ストーリーテリング」
ゲスト: 篠田真宏さん
ゲストのストーリーと関心に焦点を当て、
質問と対話によるテーマの共有を行います。

●第二部 「ワールドカフェ・ダイアログ」
第一部で出たストーリーとテーマをもとに
創造的な対話と場を創り出す手法、「ワールド・カフェ」
によって参加者全体での対話を行います。
 
(前々回の様子は、こちら)
http://positivelearning.seesaa.net/article/108843955.html

□ お申込
下記申込みフォームよりお申し込みください。

(申し込みフォーム)
http://www.formpro.jp/form.php?fid=39658

当日、皆様と素敵な会話と可能性の発見に
出会えることを楽しみにしております。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
 
※お食事の用意の関係上、欠席される場合は事前にご連絡いただけると
大変助かります。

□ゲストの紹介
篠田真宏(しのだまさひろ)

神奈川県横浜生まれ。高校卒業後、大手自動車会社の工場に勤務。
その後キリスト教の大学に進学し、カウンセリングの授業において
柿谷正期氏に師事し選択理論心理学に触れる。
卒業後、牧師をしながら青少年育成に従事。
特に、キャンプ活動を中心に人間関係教育に関心をもち
「選択理論心理学」、体験学習のサイクル
(Experiential Learning Cycle)について早くから取り組む。
体験学習(アドベンチャーラーニング)を用いたプログラムの
先駆者として、多くの研修会社に影響を与えた第一人者。

大学時代には台湾の李登輝副総統の夕食会に、1997年2月には
インターナショナル・リーダーシップ・トレーニングに参加し、
クリントン大統領の朝食会、ヒラリー夫人の昼食会に招待されるなど
国際的にも活躍。現在は、野外学習を用いたファシリテーターとして
コミュニケーション、チームビルディング、リーダーシップ、モチベーション
などの研修を手がける。

アチーブメント株式会社 トレーナー 
カウンセリングセンター長代理
日本選択理論心理学会常任理事

□ダイアログBarとは
ダイアログBarでは「対話と組織開発」をテーマに、
毎月一度ゲストをお呼びして、ゲストのストーリーテリングと
参加者のワールド・カフェを通して対話を深める場を創っています。

『対話による創造的な場』

がつながり合い、そして広がる。
そんな空間と時間の実現をダイアログBarは夢見ています。

ダイアログBarのこれまでの活動はこちら
http://positivelearning.seesaa.net/article/103084370.html
posted by DialogueBar at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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